テクノロジーで世界をかえる

デジタルツイン

デジタル空間に都市の『双子』を再現

　現実にある世界をデジタル空間に再現する―。ビル、道路、鉄道など、まちなかにある全てのものを３次元化する「デジタルツイン」の考え方が、建設の世界でも注目されています。
　都市をまるごと３次元化すると、どのようなことに役立つのでしょうか。水害が起きた時の水の高さをシミュレーションすれば、安全に避難できる経路が分かるようになります。日光や風向きを都市の中で予測すれば、新しい建物の設計にも生かせるようにもなります。建設現場をデジタル上で再現し、現場の安全や作業の効率を高めるために使おうという動きもあります。

◇デジタルツインの活用場面
　日影・風致計画のシミュレーション、防災、現場作業の効率化など

シェアする

一覧にもどる