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災害から地域をまもる

2015年 関東・東北豪雨

避難の遅れで住民の孤立も

 2015年9月、台風18号と台風から変わった低気圧の影響で、栃木県から茨城県を流れる鬼怒川の上流では、24時間雨量410㍉を記録し、それまでの最大雨量を更新しました。
 鬼怒川では、流下能力(川が流すことができる水の量)を上回り、茨城県常総市では堤防が崩れる「決壊」を起こしました。同じ常総市内では河川の水が堤防を越えてあふれ出す「溢水(いっすい)」も発生しています。宅地や公共施設の浸水が解消するまでには10日かかり、避難が遅れた住民の孤立も起きました。

<写真提供>国土交通省関東地方整備局

死者数  6人(うち関連死4人)
住宅被害 全壊54 件、大規模半壊1649件、半壊3574件、床下浸水3385件、床上浸水168件