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災害から地域をまもる

2021年 熱海市土石流災害

「盛り土」の安全性を高める 被害を繰り返さないために

 2021年7月2日、梅雨前線による大雨によって、静岡県熱海市内を流れる逢染川上流から流れた土砂が崩壊し、土石流となって下流のまちに被害を与えました。死者・行方不明者は27人、住宅の被害は128棟に上っています。
 災害の発生原因と言われているのは、上流部にあった「盛り土」です。土地が低かったり、傾斜のある土地では、土地を使いやすくするために土を盛る盛り土という工事が行われます。盛り土を安全に施工するための基準は、土地の使い方や地域によって異なっているため、危険な盛り土が全国に数多く残っています。こうした災害を再び繰り返さないよう、盛り土を安全に施工するためのルールづくりが進んでいます。 

降水量 総雨量  400㍉以上
死者・行方不明者 27人
家屋被害     128棟