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災害から地域をまもる

2011年 東日本大震災

震災から10年、「復興道路・復興支援道路」開通

 2011年3月11日に発生した東日本大震災では、高さ15㍍を超える大津波によって1万5899人の尊い命が失われました(行方不明者2526人、いずれも21年3月1日時点)。その一方で、高速道路などのインフラが救った命もあります。岩手県釜石市では、震災6日前に開通した三陸沿岸道路の釜石山田道路が避難場所や避難経路となり、小中学生570人の命を救いました。高さ7~10㍍に整備された仙台東部道路も人々の避難場所として機能し、約230人の命を救いました。たくさんの人たちの住まいや命を奪った震災は、インフラの大切さを知るきっかけになりました。被災地では、震災から10年目の21年に東京~岡山間を超える全長570㌔の復興道路・復興支援道路が開通しました。

<写真提供>国土交通省東北地方整備局、岩手県久慈市、岩手県田野畑村、仙台市、宮城県多賀城市、宮城県建設業協会、岩手県建設業協会

震源   三陸沖(牡鹿半島の東南東130㌔付近) 深さ24㌔
規模   マグニチュード9.0
主な震度 
 震度7 :宮城県北部
 震度6強:宮城県南部・中部、福島県中通り・浜通り、茨城県北部・南部、栃木県北部・南部
 震度6弱:岩手県沿岸南部・内陸北部・内陸南部、福島県会津、群馬県南部、埼玉県南部、千葉県北西部