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日本のレガシーをのこす

横浜税関本関

クイーンの塔は『もっと高く』

 横浜港開港と同時に開設した「神奈川運上所」が関東大震災で倒壊・焼失し、1934年に復興事業として現在の庁舎が完成しました。神奈川県庁、横浜開港記念会館と並ぶ「横浜三塔」の一つで、「クイーンの塔」の愛称で親しまれています。完成当時は横浜で最も高い建物でした。当時、税関長の指示で、塔の高さを4㍍高くしたという逸話もあります。

所有者 財務省
所在地 横浜市中区海岸通1丁目
完成  1934年
規模  鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄骨造地上7階建て延べ1万5955平方㍍
設計者 大蔵省営繕管財局(吉武東里)