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日本のレガシーをのこす

大阪市中央公会堂

大阪商人の心意気が生んだ中之島のシンボル

 大阪市中央公会堂は、明治から大正にかけて株式仲買人として活躍した岩本栄之助の寄付によって、1918年に完成しました。第1次世界大戦後の影響を受けた株式相場の高騰で、岩本は莫大な損失を出しましたが、寄付金の一部返還を求める周囲のすすめを「大阪商人の恥」だと拒否。公会堂の完成を見ることなく、1916年にピストル自殺の道を選びました。

所有者 大阪市
所在地 大阪市北区中之島1丁目
完成  1918年
規模  鉄骨煉瓦造地下1階地上3階建て延べ8425平方㍍
設計者 岡田信一郎、辰野金吾、片岡安