1. トップページ
  2. 未来のまちをつくる
  3. 【コラム】津軽海峡トンネルプロジェクト

未来のまちをつくる

【コラム】津軽海峡トンネルプロジェクト

本州と北海道 自動運転車で横断

 北海道、四国、九州の中で、北海道だけは本州から車で移動することができません。北海道と青森県の間にある津軽海峡の海底には、青函トンネルが1987年に完成していますが、青函トンネルを通過できるのは鉄道だけです。
 2016年3月には北海道新幹線(新青森~新函館北斗間)も開業し、青函トンネル内を鉄道で高速移動できるようになりましたが、車で本州から北海道にわたるためにはカーフェリーを利用する以外、手段がありません。
 国内の製鉄会社、建設会社、不動産会社、銀行、商社、電力会社などでつくる日本プロジェクト産業協議会(JAPIC)という組織は、本州・北海道間を自動車で横断するための「津軽海峡トンネルプロジェクト」の実現を国に提案しています。
 JAPICの構想では、トンネルの長さは約31㌔。2045年には全ての車の90%が自動運転車になると予測し、トンネルを自動運転車の専用道路とします。自動運転の機能がない車は、自動運転のパレット台車に載せて輸送する構想です。
 建設期間は15年間、総事業費は7200億円を見込んでおり、実現すれば国内最大級のプロジェクトになる見通しです。
 北海道は、野菜、乳製品、食肉などの国内生産量が日本一で、〝日本の食糧基地〟と呼ばれています。津軽海峡をトラックで横断できるようになれば、こうした豊かな生産物の輸送コストが下がり、今よりも安く私たちの食卓に並ぶようになります。