1. トップページ
  2. 未来のまちをつくる
  3. 神田川・環七地下調節池

未来のまちをつくる

神田川・環七地下調節池

東京のまちを巨大トンネルで守る

【動画掲載ホームページ】東京動画

 気候変動で気温が上がり、その影響でこれまでになかったような大雨が降ることが増えています。今、大雨であふれないように河川を広げたり、河川の上流にダムを造るといった対策が求められています。
 しかし、ダムを完成するまでには10年以上の長い年月が必要です。街中では、河川を広げる土地も十分ではありません。このため、特に都市部では地下調節池と呼ばれる地下トンネルの整備が進められています。
 環状7号線の地下に造られた「神田川・環七地下調節池」は、トンネルの内側の直径が12・5㍍に上る世界最大級の地下調節池です。大雨で神田川などがあふれそうな時、このトンネルに河川の水が引き込まれます。現在は北側にある「白子川地下調節池」と連結する、「環状七号線地下広域調節池」の工事が進んでいます。

<写真提供>東京都

建設地 東京都中野区、杉並区
内径  12・5㍍
延長  4・5㌔
貯留量 54万立方㍍(小学校のプール1800杯分)