未来のまちをつくる
東京五輪後のまちづくり
選手村、競技場…、使い続けてこそ
2021年夏、57年ぶりに東京でオリンピックが開かれました。世界中の選手たちが 2カ月にわたって競い合った競技施設や宿泊していた選手村は、スポーツの魅力を発信するレガシー(遺産)や東京の新しいシンボルとして、リニューアルされます。
大会開催中に選手たちが宿泊した選手村は、住宅として販売されたり、貸し出されます。この住宅には、次世代エネルギーとして注目されている水素エネルギーが取り入れられるなど、先進的な環境技術が使用されています。水泳の競技会場だった東京アクアティクスセンターは改修工事を行い、2025年度からアイスリンクとして利用されるようになります。
選手村(晴海5丁目西地区再開発)
施行地区 東京都中央区晴海5丁目
施行地区面積 18㌶
総事業費 540億円
住戸数 5632戸(分譲4145戸、賃貸1487戸)